四万温泉ってどんなところ?

四万温泉ってどんなところのイメージ

四万温泉は国民保養温泉の第1号指定です。

 四万温泉は古く、桓武天皇の御代(約1150年前)に、征夷大将軍として蝦夷征伐に来た坂上田村麻呂が、この地で入浴したことが始まりと言われ、また永延3年に源頼光の家臣で四天王として知られる日向守碓氷貞光が、読経の際に夢うつつに現れた童子に「四万の病脳を癒す霊泉を授ける。」と言われ温泉を発見し、神託にちなんで温泉を御夢想之湯と名付けたとも言われています。

 昭和29年には豊かな自然と静養に適した静かな環境が評価されて国民保養温泉の第一号に指定されました。

温泉に入ることで…

温泉に入ることでのイメージ

 四万温泉の源泉は42本中39本が自噴泉(自然に湧いてくる温泉)で、地球の力を感じられるパワフルな温泉です。
 古くから「世のちり洗う四万温泉」と云われ、温泉に入浴することで心も体もリフレッシュできます。
 代表的な泉質は「ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉」で、主な効能には神経痛、関節痛、慢性皮膚病、疲労回復、健康増進などがあります。
 また「日本三大胃腸病の湯」として、飲泉ができる温泉として有名で、萎縮性胃炎や便秘などに効果があります。
 車で1時間程の草津温泉との相性も良く、江戸時代の頃から、草津の硫黄泉で強酸性の殺菌効果の高い温泉に入った後は、四万の硫酸塩泉のやわらかな湯で、お肌を整えたということから、四万温泉は「草津の上がり湯、仕上げ湯」と呼ばれてきました。
 正しい温泉の入浴法を実践することで、より効果を高め、入浴によるリスクも軽減することができます。

おすすめの温泉入浴法

 家庭でもご入浴の参考になる温泉入浴方法についてご紹介いたします。(出典:温泉療法医 眞貝美由規)

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    食事の直前・直後の入浴は避けましょう。

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    飲酒して酔っぱらった状態での入浴は避けましょう。

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    過度に疲れてしまった時には少し休んでから入りましょう。また運動後は30分程度休んでから入りましょう。

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    シャワー、かけ湯などでお湯に身体を慣らしてから入りましょう。

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    脱水予防にコップ1杯程度の水分を補給してから入浴しましょう。(特に起床直後の入浴は注意が必要で、高齢者は朝風呂は避けましょう)

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    入浴後は、脱水を避けるため、コップ1杯程度の水分を補給しましょう。

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    浴槽から出る時は立ちくらみを起こさないようにゆっくりと出ましょう。

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    めまいが生じたり気分が悪くなった時は近くの人に助けを求め、頭を低い位置に保ちながら浴槽をゆっくり出て、横になって回復を待ちましょう。

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    高齢者・子供・身体の不自由な方は1人での入浴は避けましょう。

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    冬期期間は脱衣所・浴室などを暖め、部屋との温度差を無くしましょう。

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    高齢者、高血圧症・心臓病・脳卒中の既往のある方は42度以上の高温浴は避けましょう。

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    心肺機能の低下している方は全身浴よりも半身浴又は部分浴にしましょう。

飲泉を楽しむコツ

  • 1日100ml程度としましょう。
  • 各飲泉所の用法用量を守ってください。
  • 食事の30分前に飲むのが効果的です。
  • 新鮮な泉水を清潔なコップで飲んでください。(容器に入れて持ち帰っても効果は期待できませんし、細菌が繁殖する危険があります)

温泉入浴の注意点

入浴時間
初めは3~10分程度にしましょう。慣れてきたら15~20分程度まで延長しても良いです。
入浴回数
初めは1日1~2回で、慣れてきたら2~3回まで増やしても良いです。
入浴中
一般に手足を軽く動かす程度にして静かに入浴しましょう。
入浴後
身体に付いた温泉成分を洗い流さず、タオルで水分を拭き取りましょう。その後、着衣の上30分程度の安静を心がけましょう。